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耳取遺跡


 耳取遺跡は、新潟平野東部の東山丘陵から派生する標高76mの尾根上の平坦地に立地する縄文時代の3時期に及ぶ集落跡である。
 縄文時代中期中葉の集落は丘陵の中央部に広がり、南北60m、東西76mの南西部が開口する馬蹄形集落を呈し、ヒスイ製大珠が2点出土している。後期前葉の集落は丘陵の中央部から西側にかけて広がり、直径18mの中央広場を有する南北200m、東西118mの環状集落となる。集落の北端と東端及び中央広場からは多数の人骨片が出土しており、墓域の存在も想定される。なお、この集落の規模は16,000uとなり、北陸地域では最大級になる。晩期後葉の集落は丘陵の東側に広がり、直径50cmの柱痕が確認できる直径130cmの柱穴からなる亀甲形の掘立柱建物が多数認められ、南東部の斜面部には土器捨て場も存在する。
 このように耳取遺跡は、縄文時代中期中葉・後期前葉・晩期後葉の構造がわかる集落が一つの遺跡で確認できる、北陸地域では極めて稀有な遺跡である。

指定:国
種別:記念物(史跡名勝及び天然記念物)
時代:縄文時代
所有者・管理者:見附市
指定年月日:平成27年10月7日

所在地

見附市熱田町・名木野町

問い合わせ先

新潟県教育庁文化行政課埋蔵文化財係
〒950-8570  新潟市中央区新光町4番地1
TEL:025-280-5620   FAX:025-280-5764