生涯学習Niigata テキスト版 第172号 令和7年2月19日 〔1ページ目〕 <ここ見直しました!令和7年度センター研修会の主な改善点> 当センターでは、市町村の行政職員や社会教育・生涯学習関係職員を対象とした 研修会を行っております。令和7年度の研修会について、現在、内容等の調整を行っており、 3月中にラ・ラ・ネットで公開できるように準備を進めております。 事業評価や受講者アンケートなどをもとに、より効果的な研修会となるように見直しを行いました。 ① 開催時間の短縮 日々の業務がある中でなかなか参加が難しい方、勤務時間が限られている方も参加しやすいように、 研修会の日程を見直しました。その分、実施回数を増やした研修会もあります。 なお、参加可能な時間帯だけの参加でも全く問題ありません。 ② 開催時期を調整 参加される方々の業種や所属団体の特性などを考慮して、開催時期を見直しました。 また、実務に生かせるように、早い時期に移した研修会もあります。 ③ 申込みの時期を変更 年度初めにまとめて研修会の申込みをしていただいておりましたが、 より参加しやすくするために、時期にあわせた募集や随時募集を行います。 <令和7年度に実施を予定している主な研修会> ・社会教育関係職員等研修会 市町村役場や公民館など、社会教育・生涯学習の最前線で活躍している方々に、 ファシリテーションスキルや広報スキルなど日々の業務や活動に生かせる 知識や技能を高める研修会です。 また、「共生社会の実現」をテーマにした内容の研修会も実施します。 ・地域学校協働活動研修会 学校を核とした地域づくりを推進する「地域学校協働活動」を進める方々を対象に、 先進事例について学び、意見交流をすることなどを通して、 活動についての理解を深め、実践力を高める研修会です。 ・家庭教育研修会 家庭教育を支援している方や家庭教育支援者を支える行政の担当者などを対象に、 家庭を取り巻く課題や県の方針について学んだり、プログラム立案をしたりすることを通して 実践力を高める研修会です。 ・デジタル・リテラシー研修会 主に社会教育・生涯学習担当職員向けに、様々な業務を進めるうえで、 必要とされる情報リテラシーやICT技術等の向上を目的とした研修会です。 希望する市町村への出張研修も行います。 ※詳しくは当センターホームページをご覧ください。https://www.lalanet.gr.jp/kenshukai/ <No.172号の掲載記事> 1ページ目 令和7年度センター研修会の主な改善点と実施予定研修会のご紹介 2ページ目 ラ・ラ・ネットお問い合わせ、社会教育主事講習B 3ページ目 【県立文書館】県立文書館取組紹介(文書館講座、第2回文書館講演会) 4ページ目 三館からのお知らせ、2・3月の上映会、生き物まめちしき 〔2ページ目〕 <ラ・ラ・ネット お問い合わせ ご利用ください> みなさんの生涯学習実現のために社会教育主事がお手伝いします。 県立生涯学習推進センターでは、「地域でこんな活動がしたい」 「PTA活動の例を教えてほしい」といった生涯学習に関する情報提供や相談に応じています。 また、体験活動や奉仕活動に関する相談にもお応えしています。 相談の方法は、来所・電話・メールなど様々な方法で受け付けております。 なお、9月末のラ・ラ・ネットのリニューアルによって、 お問い合わせフォームを利用して、手軽にご利用いただけるようになりました。 お困りの際は、ぜひ、当センターの社会教育主事にお尋ねください。 <社会教育主事講習[B]実施中です!> 1月14日(火)から2月20日(木)までの日程で、社会教育主事講習[B]が、 国立教育政策研究所社会教育実践研究センターを主会場に、 オンラインと参集型の講習を併用した形で実施されています。 受講者は、一部科目のみの受講を含め、全国で約500名(過去2番目に多い数)が受講しており、 そのニーズの高まりを感じます。 7日間の参集型の講習の全国19会場のうちの1会場として、 新潟県立教育センター(当センターの停電のため急遽会場変更)で 当センターの運営で講習を行っています。 新潟会場では、山形県や福島県の方を含め、13名の方が参加しています。 学習プログラムの立案やロールプレイ、グループワークなどを通して、 ファシリテーション能力やコーディネート能力を高める内容の研修を20日までの日程で行います。 〔3ページ目〕 <県立文書館取組紹介(文書館講座、第2回文書館講演会)> 県立生涯学習推進センターは、県立図書館・県立文書館の併設施設で 三館が連携して様々な事業を行っています。 今回は、県立文書館の取組の一部を紹介します。 <文書館講座「在来線からたどる新潟県鉄道のあゆみ」開催しました> ≪期日≫ 令和7年1月29日(水)13:30~15:30  ≪会場≫ 県立図書館(生涯学習推進センター)1階ホール ≪講師≫ 山沢 拓見(県立文書館職員) 参加された方の感想の一部を紹介します。 ・新潟県の鉄道の始めは新津だとばかり思っていました。  直江津がなぜ最初のポイントになったのか、有力者の存在と地の利の良さが要因だと知り、  納得がいきました。個人的に、羽越線は高校時代に通学で利用したので、成立のいきさつを知り、  とても感慨深いものがあります。今回紹介されなかった他の路線についても機会があれば聴講したいと思います。  ありがとうございました。 ・新潟の鉄道のことをとても楽しく学ばせていただきました。白新線の由来、納得しました。 ・米坂線や、赤谷線のことも聞きたいです。もし、今後機会があったらテーマにお願いしたいです。 鉄道にまつわる貴重な体験をお書きいただいた皆様、誠にありがとうございました。 <第2回文書館講演会「廻船問屋と対立する人々-近世新潟町の諸相-」開催のお知らせ> ≪期日≫ 令和7年3月1日(土)13:30~15:30      ≪会場≫ 県立図書館(生涯学習推進センター)1階ホール ≪講師≫ 安宅 俊介 様 (新潟市歴史博物館学芸員) 9月に続く第2回歴史講演会は、講師に安宅俊介先生をお招きし、 江戸時代の新潟町の人々について語っていただきます。 新潟町に暮らした人々の実態を、廻船や鮭漁に関わる多様な資料をもとに読み解いていきます。 お申込みは、来館、電話、メール等で2月28日(金)まで受け付けております。ぜひご参加ください。 ※詳しくは詳しい内容、申込み・お問い合わせは、県立文書館までお尋ねください。  HP https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/1b8446f94c08f7ae67441d7d895601a6  電話 025-284-6011 〔4ページ目〕 <三館からのお知らせ> 停電が復旧いたしました。ご不便をお掛けいたしました。 2月3日(月)午前4時30分ごろ発生した停電により、生涯学習推進センターを含む県立図書館全館で、 約2週間臨時休館をさせていただきました。高圧電線ケーブルの復旧作業、安全確認を行いまして、 18日(火)から全館で通常運営を再開いたしました。臨時休館中は、各種サービスが利用できず、 利用者の皆様には、大変ご不便をお掛けいたしました。 復旧に御尽力賜わりました工事関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。 <上映会のお知らせ> どなたでも無料で鑑賞することができます。事前のお申込みは不要です。お気軽にご来場ください。 〔会場〕 県立生涯学習推進センター 1階ホール(定員186名) 〔とき〕 上映開始時刻 13:30 開場時刻 13:00 ≪2月≫ 23日(日)『おくりびと』 【2008年/DVD/131分】 ≪3月≫ 6日(木) 自作映像・視聴覚教材 優秀作品上映会  ※作品の審査は、今月下旬を予定しています。審査結果や上映作品はラ・ラ・ネットでご確認ください。 13日(木)『道—白磁の人—』【2012年/DVD/119分/一部日本語字幕】 23日(日)『カサブランカ』【1942年/DVD/102分/日本語字幕】 <生き物まめちしき> 冬眠しないクマが人里に現れることが問題になっていますが、本来は冬眠をすることで厳しい冬を過ごします。 クマは、冬を迎える前に十分に捕食し、たっぷりと脂肪を蓄えて冬眠します。 このことが出産にも大きく関係します。 クマの発情期は5~6月頃ですが、交尾によってできた受精卵は着床しないまま卵管に約半年とどまり、 冬眠に入るころに着床する「着床遅延」で妊娠します。 そして、約2か月後、約400gと未発達な状態で生まれてきます。 子グマは、冬眠前に蓄えた脂肪とタンパク質が豊富な母乳をもらって育ち、 冬眠穴から出てくる頃には4~5kgまで成長します。 母グマは、冬眠中に飲まず食わずでじっと休眠状態で過ごしながらも妊娠・出産・子育てをしているのです。 ※参考HP:のぼりべつくま牧場公式サイト https://bearpark.jp/ <アクセス> 【路線バス】 新潟駅13番線乗り場から女池線S5に乗車。「野球場科学館前」で下車 徒歩約8分 【自動車】 新潟バイパス(国道8号線)桜木インターから約5分。駐車場は、鳥屋野潟公園駐車場をご利用ください。 新潟県立図書館・文書館複合施設 新潟県立生涯学習推進センター 新潟市中央区女池南3-1-2 TEL :025-284-6110 FAX:025-284-6019 Mail :nlpc@mail.lalanet.gr.jp